いわゆるソーラー発電じゃなくグリッドタイがいいのでは?と思った話

DIY
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ソーラー発電といっても種類がある

ソーラー発電がしたい

なんというか、ソーラーパネルが好きなんです(笑)
子供の頃は、電卓等に付いたソーラーパネルを分解して外し、LEDを点けたりしてオモチャのように遊んでました。
電気代の節約にもなるし、家でソーラー発電してみたいなーとは思うんだけど、一戸建てとはいえ賃貸ではなかなか制約があるんで難しい(^^;
屋根に大容量は無理でも、庭やカーポートに数百WぐらいでDIY出来ないかなーなんて考えたりしていた時に聞いたのが「グリッドタイ」という言葉。

グリッドタイって一体何なの?

通常、いわゆる一戸建てのソーラー発電といったらこんなもの。
・屋根等に数KWのソーラーパネル
・パワーコンディショナーを設置して電気の使用や売買を制御
・昼間発電している時はそちらの電源を主に使う
・余った電気(発電しすぎた分)は商用電源に流す(売電)
・発電していない時は一般の商用電源から消費(買電)
・機械や大量のパネルで初期コストがかかる

そしてグリッドタイとは?
・数百W~1KW程度
・グリッドタイインバーターを使って商用電源に接続
・昼間発電している間のみ発電した電力を供給
・基本的にソーラーパネルとグリッドタイインバーターのみでコスト小

難しいことは無く簡単な仕組みで、一言でいうとソーラーパネルで発電した電力を商用電源に直接供給するものという感じでしょうか。

グリッドタイインバーターとはこういう感じのもの。

Y&H MPPT 600Wソーラーグリッドタイインバーター正弦波DC11-32入力AC90-140V出力 50HZ / 60HZ自動【12Vソーラーパネル対応】

ソーラーコントローラーや車のインバーターに似た感じです。

メリットやデメリットなど

メリットはやっぱり安価にDIYで始められる所。
ソーラー発電といったらやっぱり100万~するような感じだけど、100Wのパネルにグリッドタイインバーター買っても2万円台で始められてしまう。
中古なんかで探せば、250Wぐらいのパネルを組み合わせても同程度の出費で揃ってしまうかも。

細かく言えば、配線や架台とかの費用がかかってきますが(^^;

デメリットといえば、日本では推奨されていない、というか想定されていない機器なので、電力会社の電源に悪影響を与えてしまうかもしれないって所でしょうか。
本当に自己責任でという感じですが、誤って逆流なんかして電力会社の機器を破損でもしたらそれなりにマズイ。
電力会社としては、そういう得体の知れないい電気を流すんじゃない!ってことなんでしょうが、よほど大変な失敗をしなければ多分大丈夫だと思うけど・・・
(ちなみに自分はグリッドタイを推奨しているわけではないですよ)
あくまで実験用だそうです(笑)

実際に運用することをシミュレーションしてみた

初期コストを考えると、手軽に始められそうでイイネ!
っと思うけど、本当に得なのかちょっと計算してみた。

1.仮に200Wのパネルとグリッドタイインバーターを3万で揃えたとする。
2.電気代が1kWhで25円とする。(今の契約)
3.一日の日照時間が8時間程度とする。
4.発電効率が100%なんて無いので70%効率と想定する。

これで計算すると、ひと月(30日)で発電出来るのは約840円となる。
なお、計算には電気料金計算のサイトを利用させていただきました。

ということは、初期の3万を取り戻すのに36ヶ月、つまり3年かかってしまう!
実際には季節ごとの日照時間や天候によって左右されるため、もっと長いと思われる。

結局のところ・・・長い目で見る必要がある

・導入コストがとても安く始めやすい
・仕組みが単純なのでDIYでカンタン
・初期コストをペイするためには結構長く使わないといけない

長い目でっていうのは、通常のソーラー発電でも10年見て考えているため結局同様と思われる。
初期コストがかからない分、年数は少ないかって所・・・
途中でトラブル起こしたり自分でメンテしたりを考えると微妙かも(=_=)

常時使用する電源を超えないように運用しないと、電線に逆流することになるんじゃないかな?
と思うので、マイニングなどで常時500Wとか使っている所に500Wのグリッドタイとかやれば、電気代分のコストが浮くのでいいかもしれないな・・・という妄想をしてみたり。

ということで、妄想するだけして、二の足を踏むのであった。
時間と予算に余裕があれば遊びがてらやってもいいかな、という所。

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