ノートパソコン ディスクリートGPUの悩ましい点

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ディスクリートGPUとは

グラフィックプロセッサーには、CPUやチップセットに内蔵されたグラフィック機能と、ビデオカードなどの追加されたグラフィック機能があり、後者の追加されたグラフィック機能のことをディスクリートGPUと呼びます。
主にノートパソコンや一体型デスクトップパソコンなど、最初から内蔵されており後から追加変更出来ないような機種で、AppleのiMacやMacBookPro、ゲーミングのノートパソコンなどがそうです。

メインPCにもなるゲーミングノート

PCゲーム用の仕様となっているゲーミングノートですが、CPUが高性能でグラフィック機能も高く重い処理が可能なため、写真や動画などのクリエイティブな仕事にも使える、ということでメインのPCとして十分に役立ってくれます。
外に出ることが多い場合に便利ではありますが、薄型軽量ノートと比較すると重量が気になる所かもしれません。

ディスクリートGPUのメリット・デメリット

メリット

ノートPCのようにバッテリーで動作するパソコンについては、低消費電力のCPU内蔵グラフィックを使えば長時間使用可能になる。
そしてパワーが必要な処理やゲームをする時には、消費電力が多くなるかわりにグラフィックを切り替えて格段に性能を高くすることが出来る。
用途に合わせて柔軟な使用が出来るということがメリットでしょう。

デメリット

自分が考えるデメリットは・・・
グラフィックドライバのコントロールソフト(nVidiaコントロールパネル)でアプリケーションに合わせて自動で切り替えてくれるのですが、主だったゲームにしか対応していないようで切り替わってくれないことが多い。
ゲームでは無い動画編集ソフトでは切り替わってくれず、エンコードがCPUのみになってしまうため全く意味が無い。
Windows10自体にも設定する機能がありますが、設定してもどうもちゃんと切り替わってくれていない様子。これはソフトによるのかもしれませんが。

設定 ➡ ディスプレイ ➡ グラフィックの設定

悩みを解決

さてどうしたものか・・・と考えていたのですが、大胆な解決法にたどり着きました。
CPU内蔵グラフィックを無効にしてやればいいんじゃない!?

どうなるかな?と思い、試しに【Intel HD Graphics 4600】を無効にしてみたところ、常に GTX 960M が可動する状態になりました。
なぁんだ、こうすれば切り替える必要が無くて楽じゃない!
動画編集ソフトでもちゃんとグラフィックボードに負荷がかかっていることを確認しました。

欠点・・・

ブラウジングしている程度では全く回らなかった廃熱ファンが、消費電力の高いグラフィックボードが常に動いているせいで常に回転していて騒音が気になる(^^;
それに本体の発熱も高くなっているのでキーボードがあたたかい。
発熱が大きいということは、本体の耐久性も気になるかな。

こうなったらノートパソコンじゃなくてデスクトップにした方がいいんじゃないの?

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