HDDマイニング 話題(?)の Chia Network ファーミング 始めてみた

マイニング
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Chia ファーミングとは

HDDマイニング(ファーミング)とは?
仮想通貨での取引承認を行うことで報酬を得る、いわゆるマイニング(採掘)と似ているが、それとは少し仕組みが違うファーミング(耕作)。
専用プロセッサやグラフィックボード等の高速処理を使用し、リアルタイムに暗号データの計算を行い取引承認を行うマイニングに対し、計算結果を事前に計算して保存しておき、保存データと照合して承認する仕組みがファーミング、ってことかな。
データを作っておけば、マイニングのように常に大きな電力を使う必要が無く、無駄な資源をわずエコであるというのが特徴。
しかしながら、事前準備であるプロット処理が必要なのと、計算結果を大量に保存するための大容量ハードディスクが必要となる。

文字通り、マイニングが採掘してコインを掘り出す。
ファーミングはデータをHDDに植え付けて採取するっていう感じのネーミングですね。

Chiaの始め方

ダウンロードとインストール

Chia Network 公式のページからマイナープログラムをダウンロード、インストールします。
翻訳が微妙ですが日本語表示も可能です。

Page not found - Chia Network

「ダウンロード」項目のキャラクターのようなアイコンのボタンからダウンロードページへ。



Windows/Mac/Ubuntu(Linux)等複数のプラットフォームに対応しているようです。
自分はマイニング&FXトレードしている自宅サーバーのWindowsPCで動作させるので、Windows用のクライアントをダウンロードしました。



上記の Chia Blockchain Windows のリンクからダウンロードします。

セットアップ

インストールすると下記のような画面が起動します。
「秘密鍵を新規作成」からウォレットを作っていきます。

新規ウォレット作成という画面で、24個ものキーが表示されます。
これがウォレットのキーなので忘れてしまうと、いざという時や再度インストール等する時にウォレットが復元出来なくなってしまします(;´∀`)
無くさないようにメモして保存しましょう。

インストール直後の画面は、当然ながらスッカラカンの耕地。
これから耕地を作成していく処理が始まります。

耕地を作る

耕地を追加で追加する画面になります。
耕地容量を選択出来ますが、101.4GBで作るのが良いそうです。
大きな容量を選択することも出来ますが、作業用の一時スペースが多く必要になるし、途中で処理に失敗してしまうリスクもあるためです。
失敗するとせっかく作っていた耕地は一から作り直しになるので(-_-;)
かなり時間がかかる作業なので、失敗は避けたいですね。

耕地数を選択ではいくつ作るかを1~29の間で選択できます。
並列処理を選択すれば同時に作成してくれますが、ストレージとCPUに余裕がなければ重くなるだけかと思いますので、キューに追加を選択します。
そうすると1個づつ順番に作成してくれます。
自分は様子を確認したいので、1~3個づつキューに追加して処理させています。

一時ファイルのディレクトリ最終ディレクトリを選択します。
一時ディレクトリでデータの生成を行い、最終ディレクトリに保存するという流れ。
苗を大きく育てて、大きな畑に植え替えして育てる、というイメージ→耕作(ファーミング)ということなんでしょうか。
一時ディレクトリはなるべく速度の速いストレージがよくて、HDDよりもSSDにした方が良いが、もの凄い量のデータを書き込むためSSDには酷な使い方。
耐久性の高い物か壊れても良い物にしましょう・・・でもコストがなぁ(;´∀`)

耕地はできるだけ多く作る必要があります。とにかくHDDの容量が必要になります。
そのため、市場では大容量HDDを求める人が多く、品薄になっているそうです(^^;

今回のchiaファーミングのために、メーカーリファビッシュ品の Seagate EXOS X14 12TB を格安で見つけたので購入しました。

エンタープライズ向けの高耐久HDD、こんな大容量のHDDを手にしたのは初めてです。

一時ディレクトリのSSD=過労死するかも

USB外付けHDDで耕してみる

まず試しに外付けのHDDで耕してみました。
101.4GBの耕地を1つ作成するのに約20時間かかりました。
12TBを埋めるには100個程度の耕地を作ることになるので、2000時間=83日=約3カ月弱
やばい…これは気が遠くなるような処理だ…と気付く。

USB外付けSSDで耕すことに

ということで、USB3.0接続の外付けSSDを用意してみました

スペック的にはこんな感じの物です。
USB接続とはいえ、書き込みは200MB/sぐらい出るようなので問題ないかと思います。

このSSDでは、 101.4GBの耕地を1つ作成するのに約14時間、かなり速くなりました。
それでも12TBを埋めるには1400時間=58日=約2カ月
1か月ほど短縮することが出来そうです…多分。

データの書込量がヤバすぎる

まずは購入直後に確認したCrystalDiskinfoでの情報です。
当然ながら、総書込量は0GBとなっています。

そして耕地を一つ作った後に確認した情報がコレです。
総書込量を確認すると・・・

1369GB!!
耕地一つ作るのに1.3TBのデータを書き込んでいます。
これはヤバい。SSDの寿命がみるみる削られていくことが予想されます。
SSDのコストを支払えるだけの利益が出るものなのか・・・?
いや、多分、無い(;^_^A

結果・・・遊びで実験的にやってみる程度

マイニングが好きな方はやってみて下さい。
今のところ利益的には全く期待出来ないと思われます。
コインを得られるまでどのくらいかかるのか、まだまだ待ってみないと分りませんが、現時点では遊びか実験程度でやってみる感じになるかと思います。
ビットコイン等のように高騰するようなことがあれば、ワンチャンありかもしれませんね(笑)

自分はこのまま実験を続けていこうと思っています。
どうせ自宅サーバーは常時稼働、ビットコインマイニングと、自動FXトレードで利益は出ているし、ソーラー発電で多少の電力も補えている、こんな環境に一つ追加してみただけですから。

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