ソーラーパネルを激安入手 DIYでグリッドタイはじめてみた

DIY
スポンサーリンク
スポンサーリンク

グリッドタイとは?

ソーラー発電にも種類があります。
日本では一般的では無いですが、グリッドタイという仕組みがあります。

ソーラーパネルが激安で手に入ったので

小規模DIYでソーラー発電をやる場合、どうしても初期コストがネックになります。
住宅設備として数KWクラスで売電も含めて運用するのであれば、電気代の相殺等でトータル安く導入することが出来ます。(FIT終了にあたって色々と問題もありますが)
ソーラーパネルが少なく発電能力が低く、買電出来ないので自分で消費する分を少し補う程度。
初期コストが高いと元を取るまでが果てしなく長くなってしまいます・・・。
導入するとなると、メインのパーツであるソーラーパネルの価格がどうしても重いので、パネルはなるべく安く揃えたいわけです。

そこで、色々と探すこと1年半・・・ジモティで激安ソーラーパネルの通知が。
工場か何かの解体で処分となる240Wソーラーパネルが1枚2,000円!
しかもすぐ近所とのことだったので、速攻2枚譲っていただきました(^^)

Qセルズ Q.PRO-G2 240 ■
発電性能・・・出力 240W / 電圧 29.57V / 変換効率 14.4%
サイズ・質量・・・1670mm x 1000mm x 50mm 19.8Kg

なかなかにデカい・・・結構重い(^^;

新品100Wで1万ぐらいなので、240W×2=480Wをたった4,000円でゲット出来たのは大きい
パネル自体、年数が経っているし12Vではなく24Vシステムになってしまうけど、値段が正義!
パネルに合わせて24Vのグリッドタイシステムで実験していきます。

【Amazon限定ブランド】ECO-WORTHY ソーラーパネル 100W 単結晶【 毎日の発電量は約0.4kwh】 12Vシステム充電・蓄電対応 小型車、船舶、屋根、ベランダーに設置 災害対策
ECO-WORTHY
【高変換効率】単結晶セルの採用により、21%を実現いています.単結晶パネルには高効率の太陽電池が搭載されており、スペース効率の向上に役立ちます。高変換効率の単結晶ソーラーパネルはダイオードがあります。

ソーラーパネルの設置は廃材を使って安くお手軽に

ソーラーパネルを設置するのにはそれなりの架台が必要になりますが・・・
結構なコストになるので、お金をかけずにDIYしていきます。

RENOGY ソーラーパネル設置架台 マントブラケット 太陽光パネル設置用最適【一 付き 】
Renogy
RENOGYマウントは、屋根にソーラーパネルの取り付けが困る時、解決方法として設計されたものです。

架台の自作

架台を自作するとなると
・イレクターパイプで作る
・L字アングルで作る
・木材で作る

といった選択があるけど、必要な材料を揃えるとそれなりの価格になっていく。
今回、予想より大きくて重たいパネルになってしまったので、材料費も結構かかってしまう。

とにかく簡単 廃材で材料費はかけない

設置場所は家に面した花壇、場所的にパネルを立てかけて設置もアリか?
2枚あるので並べて固定出来たらいいなぁ・・・
パネル自体のフレームで支えれば大げさな架台いらないんじゃ?
何か廃材で使えるつっかえ棒みたいなのがあれば・・・

と、考えを巡らせ、最終的に行き着いたのが

捨てられていたステンレスの物干し竿 2本

ステンレスの物干し竿を2本、ソーラーパネルの結合&設置時の足として取り付けます。
ドリルで空けた穴にネジで固定したのですが、これが思った以上に丈夫でガッチリ。
ちなみに側面の結合部にはステンレスプレートで追加の固定をしています。

家の壁に立てかけても問題無し

花壇に突き刺し、フチのブロックに引っかかるように設置しました。
家の壁に当たる部分には柱の角なんかに使うクッション材を張り付けています。
このままで十分ガッチリですが、念のため強風対策でステンレスワイヤーを張りました。

配線図とハイブリッドシステム

グリッドタイと併せて、スタンドアロン蓄電システムも組み込んでみました。
バッテリーは監視カメラや夜間照明などの電源として使おうと思っています。

ソーラパネルからの出力を単純に分岐し、チャージコントローラーとグリッドタイインバーターに配線しただけです。
ハイブリッドシステムと呼ぶほどでもありませんが、この状態でどういう動きになるのか?

結果としては・・・
①バッテリーの充電が必要な時にはチャージコントローラーが回路を開いてソーラーパネルから電力を引き込もうとするため、その間グリッドタイインバーターに流れる電力が半減、コンセントへの供給量が著しく落ちる。
②バッテリーが満タンになると回路を閉じるため、チャージコントローラーへは全く流れない状態になり、グリッドタイインバーターが全て受け止めコンセントにフルに供給し始める。
基本的にはこれを繰り返しているような状態です。
チャージコントローラーは30A対応(24Vで720Wまで)で、グリッドタイは600W対応。
動作範囲には十分余裕があるため、特に無理はかからないので問題無いのかなと思われます。

動作中の様子
この時期は太陽が低く建物の影になってしまうため、晴天での発電量は30W前後~90W前後。
夏になって直射日光が当たった時にどの程度発電するのか、とても楽しみです(^^)

結果かかったコスト

ソーラーパネル4,000円
グリッドタイインバーター10,000円
チャージコントローラー2,000円
架台・ネジ無料
バッテリーやケース等元々所持
金具やネジ等追加部材3,000円ぐらい

今回の設置に追加でかかった費用は、19,000円ぐらいです!安い!
工具や材料を元々持っていたのもありますし、運も良かったと思います。

心配なことは

ソーラーパネルの設置自体はかなり安定しているのであまり心配していません。
グリッドタイインバーターが結構壊れやすいらしい(-_-;)
チャージコントローラーも2,000円程度の安い物なので壊れやすいかも(;´Д`)

まぁ、機器の故障が発生するとコツコツ発電した分がパーになってしまうので、壊れないことを祈るのみですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました